◇ ひだまり川柳会(53,54,55回) ◇
《平成17年1月,2月,3月の句集 より》
 災害の国に生きてて今日も無事
 
 リハビリは次のバス停まで歩く
 
 寒い日はこれに限ると草津の湯
 
 酸素器とあるがまんまに生きて行く
 
 話し合う口がもつれてすぐ怒る
 
 治癒の字が無い退院の証明書

ひだまり川柳会(第五十三回)

                       平成十七年一月

 美奈子

 哲彦

 ヨシ子

 隆子

 重雄

 明子

 
 手作りの母の温もりちゃんちゃんこ
 
 バスを待つ合間に落ち葉踏んでみる
 
 散る順があるのかツバキ一つ落ち
 
 客の目をぬすんで札を透かしみる
 
 針を持つ老いの手元はまだたしか
 
 商戦に釣られて食べる恵方巻き

 わが身にもぶつけてみたい鬼は外 ひだまり川柳会(第五十四回)

                       平成十七年二月
 隆子

 哲彦

 重雄

 明子

 美奈子

 雅

 ヨシ子
文芸川柳「ひだまり川柳会」の作品は、この後もみじ会で HPが開設されましたので、そちらにて発表される運びになりました。この続きは 「全国もみじ会」 にてご覧下さい。
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