芝桜1
いつわりの桜
芝桜
騙るのは なぜ
化身は なぜ
豊潤で、多彩な花弁
はなつめくさ・・・
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偽善は 罪
偽悪は 罰 |
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私だけに
あなたの愛の煌めきが 真実が
玲瓏と射すことを 許そう |
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芝桜2
芝桜は虫たちの 傘
地面を覆い
五月の陽射しを防ぎ
虫たちに潤いを残す
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芝桜は蝶たちの 絨毯
一面 花 花 花
季節を讃えて舞う蝶が
随時に羽根を休めます
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芝桜を訪れた 二人
手を繋ぎ たたずむ
血のぬくもりが通い
目眩く世界に
信頼を 深める
愛を 確認する |
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小鳥と共に
少年が小鳥に餌を与えます
小鳥は 嬉しそうに啄みます
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少年は 愉しげに歓声を挙げます
女性は 満ち足りて微笑します
男性は 無口で頷いています |
この風景は私のお気に入り
愛が 漂います |
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夢の鳥
少女の頃の夢は
鳥のようになりたい・・・
あどけないみぶり
こころよいさえずり
俊敏な飛翔
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大空の中の、生・・・
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星は 父
太陽は 母
風は 仲間
雨は 友
花は 恋人 |
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私は 鳥たちの女神
美貌で 挑発的
自然を 愛し
愛を永遠に いとおしむ
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夢の鳥 です |
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