◇「障害者福祉と パルスオキシメーター」◇
2004年4月から、特定疾患に指定された121疾病で医師の証明があれば呼吸器障害者が求め続けてきたパルスオキシメーターを日常生活用品として助成することになりました。
身体に障害があったり特定疾患に罹っている人は障害者福祉法や特定疾患研究対策事業などによって救済されますがこれ等の制度はただ待っているだけでは、お役所の方から「この制度があるので、あなたには何を補助します。」とか「この制度を利用したほうがいいです」と教えてくれるものではありません。
また、多くの病院のお医者さんは、病気を治すことには一生懸命になりますが、福祉などの救済制度までの面倒は見てくれません。ホットの会がご質問に答えて、制度の紹介をしますので気軽にお尋ね下さい。
最近、新しく入会される人に病名を聞きますと、間質性肺炎(肺線維症)が増加傾向にありますが、間質性肺炎のうち、発病の原因が不明の間質性肺炎は特発性間質性肺炎として認定されると、症状によって医療費の一部または全てを国が負担する制度があります。
特定疾患に指定された121疾患々者のうち、今年4月からの新しい制度に該当すると認定された人は、動脈血酸素分圧を測定するパルスオキシメーターを、日常生活用具として給付を受けることができます。
会のアンケートに答えられた病気の種類で、指定121疾患に該当するのは
 1)特発性間質性肺炎
 2)びまん性汎細気管支炎
 3)若年性肺気腫
 4)原発性肺高血圧症
 5)シェーグレン症候群
などと考えられますが、詳しくは保健所の担当課(福岡市の保健所では健康課)に尋ね、主治医に証明書を書いてもらって手続きをして下さい。なお、お尋ねになりたいことがありましたら会の役員にどうぞ・・・
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