◇ 「療養川柳」ほか 鶴田義光 文芸集 ◇
呼吸不全友の会(ホットの会)会員鶴田義光さんは、慢性呼吸不全による在宅酸素療法(HOT)と、昼間も常時鼻マスク人工呼吸療法(NIPPV)を併用しながら自宅療養されていらっしゃいましたが、残念ながら 2009年1月8日にお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。
療養中は、強い息切れのなかにもパソコンを駆使してHPのデジカメ掲示板《パレット》やメーリングリスト「あのね会」でハンドルネーム「ひと休み」さんと称され、川柳、短歌、俳句、都々逸、博多にわか、詩、童謡など多彩な文芸作品を次々と発表し、日々精力的に取り組まれました。
インターネットで外部にも応募され、2007年10月には「通販川柳」(全国から3735通の応募)に初めて川柳で応募して、次の句で見事上位33句に選ばれ「佳作」受賞。
       通販と歳を重ねる認め印
多岐にわたる文芸では「呼吸難を共にする同病の方へ少しでも励ましになれば」と、特に「療養川柳」と銘打って鶴田さん独自の分野を開拓されました。また最期の3ヶ月余は携帯メールを駆使して「療養短歌 入院編」を発表と、どこまでも前向きな姿勢を貫かれました。
このページは、鶴田さんの作品を集めまして、在りし日の鶴田義光さんを偲びたいと思います。
<辞世の歌>
ことごとく宇宙に還る生身ならひと時楽しむヘタの横好き
鶴田義光 「療養川柳」
  鶴田義光 「五十音訓 療養川柳」-1
  鶴田義光 「五十音訓 療養川柳」-2
  鶴田義光  命見つめて・「療養川柳」
鶴田義光 文芸集
 短歌 《あいうえお 療養短歌》
《イロハ 療養短歌》
《療養短歌 入院編》
 俳句
 都都逸 《イロハ都都逸モドキ》
《50音都都逸モドキ》
 博多にわか 《申年に、三題》
 詩 【1】 【2】
 童 謡 【1】 【2】 【3】 
 言語訓練 《言語の訓練》1,2 
 エッセー 『遠くに行ってみました‥』
(2003年8月)
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